引越しで取外したエアコンやパイプから油が垂れる

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エアコンから油が垂れる

引越しで取外したエアコンや配管パイプから油が垂れる又は、引越しで取外したエアコンを再度取り付けようと配管接続部を見ると多量の油が付着していると言うような経験はありませんか?

配管パイプの内部は

エアコンは配管内部にフロンガスが流れていますが、正確には同時に冷凍機オイルが流れています。エアコンが停止している状態では、液体のフロンガス、気体のフロンガス、冷凍機オイルが分離して配管内部にたまっています。

エアコンの取り外し作業

上記の状態ですぐにポンプダウンと言ってフロンガスを室外機に回収する作業を行うと、フロンガスは室外機に回収されますが、分離した冷凍機オイルが回収されずに室内機や配管に残り、油タレが発生します。ルームエアコンを取外す場合は10分〜15分冷房又は暖房運転を行い、冷凍機オイルとフロンガスを混合してからポンプダウンを行えば、ほとんどの冷凍機オイルも室外機に回収する事が出来ます。

エアコンの保管

配管の接続部分にはよくビニールテープを巻いて保護します。数日以内に取り付ける場合は問題ありませんが、長期間保管する場合は、粘着力が弱くなり、テープが剥がれてきたり、テープの糊成分が固まって、フレア接続部分に付着する事があります。長期間保管する場合は購入時と同様をフレアナットとキャップで塞いでおけば、完璧です。

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